【医学部で学ぶということ】研究室配属(4)

 

前回に引き続き、研究室配属に関する記事です。

 

4月19~21日に東京ビッグサイトで開催された、国際医薬品開発展に参加しました。

 

 

 

医薬品原料、医療機器・装置、バイオ医薬品、DDS・医薬品包装、受託サービスのそれぞれの分野の合同展示会で、数百社が集まりさまざまな展示を行っていました。

ペプチドの合成をする企業、医療機器に用いる機械部品を作る企業、コンサルティングを行う企業など、普段病棟で実習する中であまり意識することがないところにも数多くの企業が関わっており、医療現場を支えていることに驚きました。

 

 

 

医療機器分野の展示場には、実際に物を見ることができるような展示が多くあり、また個人的に機械やコンピューターに興味があることから、大変興味深かったです。

3Dプリンター、裸眼3Dディスプレイ、ウェアラブルデバイス、タブレットと連携する医療機器、遠隔医療システム、など新しい技術を用いた機器やシステムがたくさん並んでおり、見て回るだけでも楽しく、将来の医療の様子を垣間見ることができました。

 

特に3Dプリンターは注目を集めている技術だけあって、10社近くの企業が展示を行っていました。

素材の可塑性や硬度、質感など様々な種類があり、それらのサンプルや加工品を直に触ることができました。

たくさんの企業の事業を一度に知ることができ、デモを見ながら担当者の説明をきくことができるのは、大規模な展示会の利点だと思います。

 

 

 

会場には海外企業も数多くブースを出していました。

欧米、インド、東南アジア諸国、韓国など様々な国から来場していましたが、中でも中国からは医薬品原料の分野を中心に数十社が来ており、海外からも日本市場が意識されていることが見て取れました。

 

ただ、来訪者がおらず暇を持て余していたり、来訪者がいても外国人であったりというブースが多かったので、日本市場への本格的な参入を狙って出展していた企業は少ない様子でした。

 

 

 

製品が複雑化し分業化が進む中で、新たな医薬品や医療機器を開発するためには、多くの企業や研究機関の連携が必要となっていきます。

私の大学でも、連携を進めるためのネットワーク作りを主導していますが、こうしたつながりは今後ますます重要になっていくでしょう。

 

 

 

次回は6年生の実習、クリニカルクラークシップについてです。

 

 

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