【医学部で学ぶということ】臨床実習:整形外科

 

2週間の整形外科の実習が終わりました。

 

 

 

たまに美容整形を行う診療科だと勘違いしている人がいますが、整形外科は骨折や変形、骨肉腫など全身の骨の疾患を扱う硬派な診療です。

 

 

 

今回担当となったのは、股関節形成不全の患者さんでした。

股関節が浅いため、軟骨のすり減りが速く、痛みも出てくるという疾患です。

 

軟骨が完全にすり減っている場合には人工股関節の手術をするのですが、まだそれほど進行していない若い患者には、股関節の骨を切ってつなげて浅い関節を通常の形に近くなるように修正する手術を行います。

早期に手術を行えば、以後の軟骨のすり減りを抑えることができ、健常者と変わりない生活を送ることができます。

 

 

 

整形外科の手術はダイナミックな手術が多く、それでいて時間は短めということで、見学に向いています。

例えば膝や肩、股関節の手術では骨を電動のこぎりで切って角度を変えてつなげたり、ハンマーで人工関節を打ち込んだり、まるで大工のような仕事をしていました。

 

ハンマーを打ち込むたびに血が飛び散るので、術者たちは顔や帽子に返り血をたくさん浴びてしまいます。

想像より激しいので、手術を受ける人は知らないほうが怖くなくていいと思います。骨は再生力が強いため、このような方法で治療しても、きっちり良くなるのです。

 

 

 

整形外科は名前の通り外科系なので手術メインの治療を行いますが、リウマチなど内科的な疾患も守備範囲としており、内科・外科の両方をバランスよくやってみたいという人に向いていると思います。

全く手術しなくても やっていけるよ、とさえ言っていました。(さすがに冗談なのかもしれません。。。)

 

 

 

ちなみに整形外科の医師は、どの大学もサッカー部やラグビー部などの運動部が多い傾向があるのですが、うちの大学も例にもれず運動部出身の先生が多かったです。

 

 

 

次は循環器内科を回ります。

 

 

「医学部で学ぶということ」記事一覧

 

「現役医学部生のブログ」記事一覧