【医学部で学ぶということ】新学期が始まりました。

うちの学校では、早くも新学期が始まりました。2、3、4年生の時にも4月1日から授業が始まるので、7日ごろから始まる他の学部に比べて、医学部は休みが少ないとは思っていました。

そして、ついに4月になる前から始まるようになりました。。。

 

5年生では、大学病院での臨床実習が行われます。数名の班に分かれて、各診療科を1~2週間かけて回っていきます。

診療科ごとに実習が行われる時間は異なり、中には朝の7時半から始まる科もあります。遅いところでも8時半からはじまるので、いままで朝遅刻気味だった学生は、心を入れ替えて臨む必要があります。

いままでの座学の講義では遅刻しても怒られることはありませんでしたが、数人で行う実習で遅刻すれば病院の先生方にも班員にも大きな迷惑がかかってしまいます。厳しい先生だと、相当怒られるとか。予習を要求される科もあります。

 

実習の中には、一日入院を体験する実習や、一晩救急車に同乗する実習もあります。救急車の実習は夜7時から翌朝の7時まであって、しかも次の日も普通に実習がありますから、なかなかハードです。

酔っぱらって暴力を振るってくる利用者がいるらしく、安全のために女子は土曜日の日中(10時から17時)になっています。

 

学期の始まりや終わりには、これまでの実習を振り返るためのミーティングのような授業も組み込まれています。今日の授業もそれでした。午前中は臨床実習のためのオリエンテーション、午後は心構えのレクチャーがありました。

午後の授業では、これから1年間一緒に実習を行うメンバーが発表され、班ごとに宣誓文を作成しました。いくつかの班が選ばれて、全員の前で発表させられました。結構なプレッシャーです。

ルールやマナーを守る、誠意をもって対処する、勉学に励む、など皆なかなか高い目標を宣誓していました。中には週に1回新聞を読むという目標を入れた変わった班もありました。

 

それから今日は卒業式の日でもありました。僕も時間を見つけて先輩のお祝いに行ってまいりました。多くの学生が集まっていて、大変にぎやかでした。人数が足りなかったため、卒業生の先輩に手伝ってもらいながらも、胴上げを行いました。先輩は皆怖いといいながらも、うれしそうでした。

これからの実習、頑張っていこうと思います!

 

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