【現役医学部生のブログ】医学部生の生活:三年生

無事、三年生に進級すると(二年生から三年生への進級が一番留年する可能性が高いので注意しましょう)二年生のところで説明した教科のうち未消化なもの+病気にかかった時の組織の変化を学ぶ教科(病理学)や薬を投与した時の体の反応を学ぶ教科(薬理学)、社会での医学の生かされ方を学ぶ教科(衛生学、公衆衛生学、法医学)を勉強することになり、それが終わればいよいよ、実際の臨床で生かされる知識(臨床科目)を学び始めることになります。

(実際の臨床では、臨床科目以外の知識も非常に重要ですが、学んでいる時はその重要性を感じることは非常に難しいだろうと思います。)

 

また、多くの大学ではこの基礎科目と臨床科目を学ぶ期間の隙間に研究のための期間が設けられており、数多く存在する研究室のうち一つに籍を置いて、研究に取り組んでみるということがで出来るようになっています。

 

少し話は横道にそれますが、基本的に医学部の部活動でも、三年生と四年生が中心となって部活を運営していくことになります。(五年生や六年生も部活に参加することはありますが、彼らは実習などで多忙であるので、部の運営に関しては三、四年生がイニシアチブをとることになります。)

このようにして、キャンパスライフや部活動、バイトにも十分に慣れた頃に臨床科目の講義が始まります。学ぶ科目は大学ごとに少々異なりますが、国家試験に出題されるような重要な科目については漏れがないように学ぶことになります。また、これらの授業は四年生の終わりまで続くことになります。

 

そろそろ本格的に忙しく なり始める四年生のの詳細についてはまた来週ということで。

 

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