医師国家試験予備校の選び方|動画講義とマンツーマンを比較

医学生・国試受験生向け完全ガイド

医師国家試験予備校を利用するメリットとは?
オンライン動画講義とマンツーマン授業を徹底比較

医師国家試験予備校の役割から、オンライン動画講義・マンツーマン授業のメリットとデメリット、代表的な予備校、学年別の活用方法、失敗しない選び方まで詳しく解説します。

医学部では、入学直後から基礎医学や医学英語などの専門的な授業が始まります。学年が上がるにつれて、定期試験、進級試験、CBT、OSCE、臨床実習、卒業試験、医師国家試験と、次々に重要な関門を迎えます。

学習範囲が広く、一人で勉強方法や優先順位を判断するのが難しい場合に、医学部特有の試験制度やカリキュラムを踏まえて学習を支援するのが、医師国家試験予備校です。

目次

  1. 医師国家試験予備校とは
  2. 予備校の主な授業形式
  3. 動画講義とマンツーマン授業の比較
  4. オンライン動画講義のメリット・デメリット
  5. オンライン講義型の代表例2校
  6. マンツーマン授業のメリット・デメリット
  7. マンツーマン型の代表例2校
  8. 学年別の予備校活用方法
  9. 医師国試予備校の選び方
  10. CES医師国試予備校のコース
  11. よくある質問
  12. 無料相談・お問い合わせ

医師国家試験予備校とは

医師国家試験予備校とは、医学部生や医学部既卒生を対象に、医師国家試験の合格や医学部での進級を支援する専門的な教育機関です。

「医師国家試験予備校」という名称から、医学部6年生や国試浪人生だけが利用する場所と思われることがあります。しかし、実際には、医学部入学前から医師国家試験まで幅広い段階で利用できます。

主なサポート内容

  • 医学部入学前のリメディアル教育
  • 基礎医学・臨床医学の補習
  • 定期試験・進級試験・再試験対策
  • CBT・OSCE対策
  • 臨床実習に向けた準備
  • 卒業試験・医師国家試験対策
  • 国試浪人生の年間学習管理
  • 海外医学部生の進級・日本医師国試対策
  • USMLEなど海外資格試験の対策

医学部の学習は積み上げ型です。低学年で学ぶ解剖学、生理学、生化学、病理学などの理解が不十分なまま高学年へ進むと、臨床医学の病態、検査、診断、治療がうまくつながらないことがあります。そのため、国試直前だけでなく、つまずきを感じた段階で早めに対策を始めることが重要です。

医師国家試験予備校が必要とされる理由

医学部では、大学ごとに授業の進度、進級基準、試験時期、再試験制度、卒業試験の形式が異なります。市販教材や一般的な動画講義だけでは、大学独自の試験範囲や、学生一人ひとりの理解不足に対応しきれないことがあります。

また、医師国家試験の合格には、医学知識を覚えるだけでなく、症例文から必要な情報を抽出し、検査や治療の優先順位を判断する力が必要です。講義を視聴するだけでなく、過去問演習、誤答分析、模擬試験、復習計画を組み合わせなければなりません。

医師国家試験予備校は、現在の学力や試験日程を踏まえ、何を、どの順番で、いつまでに進めるべきかを整理する役割も担っています。

厚生労働省データで見る医師国家試験

既卒者の合格率は新卒者より約40ポイント低い

全体合格率

91.6%

新卒合格率

94.7%

既卒合格率

54.6%

令和8年2月7日・8日に実施された第120回医師国家試験では、新卒者の合格率94.7%に対し、既卒者(国試浪人生を含む)の合格率は54.6%にとどまり、新卒と既卒の間に約40ポイントの差が生じました。合格基準は、必修問題が160点以上/200点、必修を除く一般問題・臨床実地問題が224点以上/300点、禁忌肢問題選択数が3問以下と定められています。

この差は、大学のカリキュラムやゼミといった学習環境がなくなる既卒者にとって、学習計画の管理や誤答分析を自分一人で継続する難しさを示しています。医師国家試験予備校が担う学習管理やマンツーマン指導は、こうした環境の差を埋める役割を持っています。

出典:厚生労働省「第120回医師国家試験の合格発表について」

医師国家試験予備校の主な授業形式

STYLE 01

オンライン動画講義型

録画講義やライブ配信講義を、パソコン、タブレット、スマートフォンなどで受講する形式です。録画型では自分の都合に合わせて視聴でき、ライブ型では決められた時間に受講して学習リズムを保てます。

STYLE 02

集団授業・通学型

校舎に通い、決められた時間割に沿って複数の受講生と授業を受ける形式です。講義、演習、小テスト、模試などが体系的に組まれていることが多く、周囲の受講生から刺激を受けられます。

STYLE 03

マンツーマン授業型

講師と受講生が一対一で学ぶ形式です。対面指導のほか、ビデオ通話を利用した双方向オンライン指導もあります。理解度、苦手分野、大学の試験範囲に合わせやすい点が特徴です。

オンライン動画講義とマンツーマン授業の違い

比較項目 オンライン動画講義 マンツーマン授業
授業内容 共通カリキュラムが中心 個人に合わせて変更しやすい
受講場所 自宅などで受講可能 対面またはオンライン
受講時間 録画型は自由度が高い 講師との日程調整が必要
質問対応 フォームや講義後の質問が中心 授業中にその場で質問できる
学習範囲 全体を体系的に学びやすい 苦手分野を重点的に学びやすい
学習管理 自己管理が中心 講師や教務が管理する場合がある
費用 比較的抑えやすい傾向 高くなりやすい傾向
向いている人 自分で計画的に学習できる人 弱点や勉強方法を個別に整理したい人

どちらか一方が常に優れているわけではありません。広い範囲を体系的に学びたい場合は動画講義、理解できない部分を深く学びたい場合はマンツーマン授業というように、目的に応じて選ぶことが大切です。

オンライン動画講義のメリット

場所を選ばず受講できる

自宅や大学近くから受講できるため、通学時間を削減できます。近隣に予備校がない地域の学生や、実習で忙しい学生にも利用しやすい形式です。

自分のペースで視聴できる

録画型では一時停止、巻き戻し、再生速度の変更ができます。得意分野は速く進み、苦手分野には時間をかけられます。

知識を体系的に整理できる

科目別、臓器別、疾患別のカリキュラムに沿って学ぶことで、病態、症状、検査、診断、治療のつながりを整理しやすくなります。

繰り返し復習しやすい

定期試験、CBT、卒業試験、国試直前など、必要な時期に同じ講義を見直せます。

費用を抑えやすい

一般的には、講師と一対一で行う授業より受講時間あたりの費用を抑えやすい傾向があります。

オンライン動画講義のデメリット

学習を自己管理する必要がある

受講時間の自由度が高い一方、視聴を後回しにしやすく、未視聴講義が増えることがあります。

講義を見ただけで勉強した気になりやすい

動画講義は主にインプット学習です。得点につなげるには、過去問演習、誤答分析、復習が欠かせません。

個別の疑問をすぐ解決できない場合がある

質問フォームを利用できても、回答まで時間がかかることや、疑問点を文章で正確に伝えにくいことがあります。

理解度に合わせた説明が難しい

共通講義では、基礎医学まで遡った説明や、特定大学の試験範囲に合わせた変更が難しい場合があります。

モチベーションを維持しにくい

自宅で一人で学習していると、生活リズムが乱れたり、自分の進捗を客観的に把握できなくなったりすることがあります。

オンライン動画講義が向いている人

  • 自分で学習計画を立てて実行できる人
  • 基礎的な医学知識がある程度身についている人
  • 国試範囲を効率よく整理したい人
  • 実習や部活動と国試対策を両立したい人
  • 問題演習と復習を自分で進められる人

オンライン講義・動画教材型の代表例2校

※以下は順位や優劣を示すものではありません。授業形式を比較するための代表例です。

オンライン・通学・個別指導

MEC・医師国家試験予備校メック

MECは、通学コース、WEBスクール、個別指導などを展開する医師国家試験予備校です。WEBスクールでは、ライブ講義に加え、担当ラーニングインストラクターによる出欠確認、学習管理、成績管理、国試出願サポートなどが案内されています。

単に録画講義を自由に視聴するだけでなく、オンラインでも一定の学習リズムや管理体制を求める人に適した選択肢です。

向いている人

  • 自宅でライブ講義を受けたい人
  • オンラインでも出欠・学習管理を受けたい人
  • 体系的なカリキュラムで国試対策を進めたい人

MEC公式サイトを確認する

動画・問題演習・模試

TECOM・医師国家試験予備校テコム

TECOMは、医師国家試験対策のネット講座、動画教材、問題演習、模擬試験、予備校コース、個別指導などを提供しています。

医学生向け学習サービス「テコプラ」では、CBT・国試対策の問題演習や動画教材が用意されています。講義だけでなく、過去問演習や模試を組み合わせたい人に利用しやすい構成です。

向いている人

  • 動画教材と問題演習を組み合わせたい人
  • 模擬試験で定期的に実力を確認したい人
  • CBTから国試まで継続して教材を活用したい人

TECOM公式サイトを確認する

マンツーマン授業のメリット

授業内容を個別に調整できる

学力、苦手科目、試験日程、使用教材に合わせ、必要な単元へ授業時間を集中させられます。

基礎まで遡って学べる

臨床医学のつまずきについて、解剖学、生理学、病理学など、理解不足の原因となっている段階まで戻って学べます。

その場で質問できる

疑問が生じた時点で質問でき、講師も受講生の回答や反応を確認しながら説明方法を変更できます。

大学別試験に対応しやすい

大学の講義資料、シラバス、配布プリント、過去問などを使い、進級試験や卒業試験を個別に対策できる場合があります。

学習計画を管理してもらえる

週間計画、課題、復習範囲、模試結果などを定期的に確認してもらうことで、学習を継続しやすくなります。

個人的な悩みを相談しやすい

進級や国試への不安、生活リズム、モチベーションなど、集団授業では話しにくい内容も相談しやすい形式です。

マンツーマン授業のデメリット

費用が高くなりやすい

講師一人が受講生一人を指導するため、動画講義や集団授業よりも授業時間あたりの費用が高くなりやすい傾向があります。

講師との相性が影響する

講師の説明方法やコミュニケーションの取り方が合わないと、十分な効果を得られないことがあります。

授業だけで全範囲を網羅しにくい

国試の全範囲を一対一の授業だけで学ぼうとすると、多くの時間と費用が必要です。

受け身になる可能性がある

講師の解説を聞くだけでは、症例を自分で考える力が身につきにくくなります。授業中にも自分の言葉で説明する練習が必要です。

日程調整が必要になる

講師と受講生の予定を合わせる必要があり、実習や試験が重なる時期には希望日時で受講できないことがあります。

マンツーマン授業が向いている人

  • どこから勉強し直すべきかわからない人
  • 基礎医学の理解不足がある人
  • 進級試験や再試験が迫っている人
  • 大学別の試験対策をしたい人
  • 動画講義を最後まで視聴できない人
  • 学習計画や進捗を管理してほしい人
  • 国試浪人中の学習を立て直したい人

マンツーマン型の代表例2校

※以下は順位や優劣を示すものではありません。各校の指導形式やサポート内容を確認して選びましょう。

完全マンツーマン・学習管理

CES医師国試予備校

CES医師国試予備校は、医師講師による完全マンツーマン個別指導を中心とする医学生向け予備校です。医学部入学前のリメディアル教育から、進級試験、再試験、CBT、OSCE、卒業試験、医師国家試験まで対応しています。

授業だけでなく、学習計画、進捗管理、復習管理、モチベーション管理、学習カウンセリングを含めて支援している点が特徴です。対面授業と双方向オンライン授業から選択でき、全国から受講できます。

向いている人

  • 医師講師へその場で質問したい人
  • 基礎医学まで遡って学習したい人
  • 大学別の進級・卒業試験対策をしたい人
  • 授業外の学習計画も管理してほしい人
  • 海外医学部やUSMLEの対策が必要な人

CES公式サイトを見る

医師講師・オーダーメイド指導

医学生道場

医学生道場は、医師講師による一対一のオーダーメイド指導を行う医学生向け個別指導塾です。

医学部入学前、基礎医学、進級・留年対策、CBT、OSCE、早期国試対策、卒業試験、医師国家試験など、学年や目的に応じたコースが案内されています。対面に加えてオンライン指導にも対応しています。

向いている人

  • 医師講師による一対一の授業を受けたい人
  • 学年や課題に合わせた授業プランを希望する人
  • 対面とオンラインから受講方法を選びたい人

医学生道場の公式サイトを確認する

代表的な4校の特徴を比較

予備校 主な授業形態 主な特徴 向いている人
MEC ライブ型オンライン・通学・個別指導 講義と学習管理を組み合わせやすい オンラインでも一定の時間割で学びたい人
TECOM 動画教材・問題演習・模試・個別指導 教材、問題演習、模試を組み合わせやすい 広い範囲を体系的に対策したい人
CES 完全マンツーマン・対面・双方向オンライン 医師講師の個別授業と学習・進捗管理 弱点や大学別試験を重点的に対策したい人
医学生道場 マンツーマン・対面・オンライン 医師講師によるオーダーメイド指導 個別授業を中心に学びたい人

※同じ予備校でも、年度やコースによって授業形式、料金、サポート内容が異なります。申込み前に各校の公式情報をご確認ください。

動画講義とマンツーマン授業は併用できる

動画講義とマンツーマン授業は、どちらか一方だけを選ばなければならないわけではありません。両方を組み合わせることで、時間と費用のバランスを取りながら学習できます。

効果的な併用例

動画講義で国試範囲の全体像を学び、マンツーマン授業では、理解できなかった分野、繰り返し間違える問題、大学独自の試験対策、学習計画の修正、症例問題の考え方などを扱います。

  • 動画を見ても理解できなかった分野
  • 模試や過去問で繰り返し間違える単元
  • 基礎医学まで遡る必要があるテーマ
  • 大学独自の進級・卒業試験対策
  • 症例問題の思考過程や選択肢の切り方
  • OSCEの医療面接・身体診察練習

学年別に見る医師国家試験予備校の活用方法

医学部入学前

高校生物、化学、物理、統計学、医学英語などを復習します。未履修科目や苦手分野が明確な場合は、個別指導で必要な範囲を重点的に学ぶ方法が適しています。

医学部1〜2年生

解剖学、生理学、生化学、組織学、発生学などの基礎医学を固める時期です。大学の定期試験や進級試験に沿った対策が必要な場合は、マンツーマン授業が適しています。

医学部3〜4年生

臨床医学の科目が増え、CBT・OSCEを意識する時期です。動画講義と問題演習で知識を整理し、成績が伸びない場合は個別指導で誤答原因を分析します。

医学部5年生

臨床実習と並行して国試対策を本格化させます。動画講義で主要科目を一通り学び、実習で経験した症例と関連づけることで知識を定着させます。

医学部6年生

卒業試験、医師国家試験、模試、マッチングなどを同時に進めます。模試や過去問の結果から優先順位を決め、苦手科目や卒業試験固有の範囲を個別指導で補強する方法があります。

国試浪人生・既卒生

前回不合格となった原因を分析し、年間計画を立て直します。大学の授業や周囲の学習環境がなくなるため、講義だけでなく、進捗管理、定期面談、模試、個別指導を組み合わせることが重要です。

  • 必修・一般・臨床のどこに問題があったか
  • 特定科目に大きな弱点がなかったか
  • 動画視聴に時間を使いすぎていなかったか
  • 模試結果を学習計画に反映できていたか
  • 生活リズムや体調管理に問題がなかったか

医師国家試験予備校を選ぶポイント

1.現在の目的を明確にする

基礎医学の学び直し、進級試験、CBT、OSCE、卒業試験、国試、学習管理など、何を解決したいのかを具体化します。

2.オンライン授業の形式を確認する

「オンライン」と書かれていても、録画動画、ライブ講義、双方向マンツーマンでは内容が異なります。

3.質問対応の方法を確認する

質問回数、質問方法、回答までの期間、質問へ回答する担当者などを確認します。

4.学習管理の範囲を確認する

面談頻度、週間計画、課題確認、模試分析、復習管理、生活リズムへの助言など、具体的なサポート内容を確認しましょう。

5.講師の経歴だけでなく指導力を見る

質問しやすいか、理解度に合わせて説明できるか、自分で考える時間があるか、授業後の復習内容が明確になるかを体験授業で確認します。

6.大学別試験に対応しているか確認する

進級・卒業試験が目的の場合、自分の大学の講義資料、過去問、カリキュラムを使えるか確認します。

7.料金は総額で比較する

授業料に加え、入学金、教材費、模試代、学習管理費、面談費、追加指導料、更新料などを確認します。

8.体験授業や個別相談を利用する

ホームページだけでは、講師との相性や授業の進め方は判断できません。実際の説明や提案内容を確認してから選びましょう。

CES COURSE

CES医師国試予備校の7つのコース

医学部入学前から在学中、国試直前、既卒生、海外進路まで、現在の状況に応じたマンツーマン指導を提供しています。

COURSE 01

リメディアルコース

医学部入学前や低学年を対象に、生物、物理、化学、基礎医学、統計学など、入学後に必要となる内容を先取り・復習します。

コース詳細を見る →

COURSE 02

進級・卒業試験対策コース

定期試験、進級試験、再試験、留年後の立て直し、卒業試験まで、大学の進度や出題範囲に合わせて対策します。

コース詳細を見る →

COURSE 03

CBT・OSCE対策コース

CBTで必要な基礎・臨床知識と、OSCEで評価される医療面接、身体診察、態度、手順を個別に対策します。

コース詳細を見る →

COURSE 04

医師国家試験対策コース

現役生・既卒生を対象に、苦手科目、過去問、必修・一般・臨床問題、自習計画、模試分析まで個別に支援します。

コース詳細を見る →

COURSE 05

海外医学部進級対策コース

各国・各大学のカリキュラムや試験範囲に合わせ、海外医学部生の進級、再試験、卒業をマンツーマンで支援します。

コース詳細を見る →

COURSE 06

USMLE対策コース

Step 1、Step 2 CK、Step 3を見据え、基礎医学、臨床推論、医療英語、OETなどを現在の学力に応じて対策します。

コース詳細を見る →

COURSE 07

海外医学部卒向け日本医師国試・予備試験対策コース

海外医学部卒業生を対象に、日本の医学用語、予備試験、日本医師国家試験の出題形式に合わせた学習を支援します。

コース詳細を見る →

※コース内容、授業料、募集状況は変更されることがあります。詳細は各コースページまたはお問い合わせ窓口でご確認ください。

医師国家試験予備校に関するよくある質問

Q.医師国家試験予備校は何年生から利用すべきですか?

決まった学年はありません。基礎医学や進級試験に不安がある場合は1〜2年生、CBT・OSCE対策なら3〜4年生、卒業試験・国試対策なら5〜6年生が主な利用時期です。重要なのは、つまずきを放置しないことです。

Q.オンライン動画講義だけで国試に合格できますか?

自分で学習計画を管理し、過去問、模試、誤答分析、復習を継続できる人であれば、動画講義を中心に対策することは可能です。ただし、動画を見るだけでは得点力は身につきません。

Q.マンツーマン授業だけで国試全範囲を学べますか?

不可能ではありませんが、時間と費用が大きくなる可能性があります。全体のインプットは動画や参考書で進め、マンツーマン授業では弱点補強、質問、誤答分析、学習計画に重点を置く方法が効率的です。

Q.オンラインのマンツーマン授業でも効果はありますか?

双方向で会話でき、画面共有、教材共有、口頭試問などを行える環境であれば、オンラインでも個別指導を受けられます。ただし、OSCEの手技などは対面のほうが練習しやすい場合があります。

Q.予備校選びで最も重要なことは何ですか?

自分の課題と予備校の指導形式が合っていることです。知名度や教材数だけでなく、現在の成績、弱点、試験までの期間、自己管理の得意・不得意を踏まえて選びましょう。

まとめ

医師国家試験予備校は、国試対策だけでなく、医学部入学前の準備、基礎医学、進級試験、CBT、OSCE、卒業試験、国試浪人中の学習管理まで幅広く活用できます。

オンライン動画講義には、場所を選ばず学べる、繰り返し視聴できる、広い範囲を体系的に学べるというメリットがあります。一方、自己管理が必要であり、視聴だけで満足しやすい点には注意が必要です。

マンツーマン授業には、理解度に合わせられる、その場で質問できる、大学別試験や弱点分野を重点的に扱えるというメリットがあります。一方、費用や講師との相性を確認する必要があります。

自分に必要なのが、広い範囲を学ぶ動画講義なのか、弱点を個別に修正するマンツーマン授業なのかを見極め、目的に合った学習環境を選びましょう。

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AUTHOR

この記事の執筆・監修

岩崎 陽一

株式会社アクト 代表取締役/CES医師国試予備校 運営責任者

大手学習塾、国家試験予備校、医学部受験予備校での指導経験を経て、2011年に株式会社アクトを創業。現在はCES医師国試予備校をはじめ、歯科医師、薬剤師、獣医師、看護師、心理師など、医療系国家試験対策事業の運営と指導に携わっています。

医学部生の進級、CBT、OSCE、卒業試験、医師国家試験対策では、授業だけでなく、学習計画、進捗管理、復習管理、モチベーション管理まで含めた個別支援を重視しています。

本記事は、医師国家試験予備校を比較・検討する際の一般的な情報を提供するものです。各予備校のコース内容、料金、校舎、講師、受講条件、募集状況は変更される場合があります。

最新情報は各予備校の公式サイト、資料、説明会、個別相談などでご確認ください。