【医学部で学ぶということ】医学部の6年間について②

 

医学部の6年間について、今回は後編(4~6年生)です。

 

4年生

4年生では、臨床科目の続き(耳鼻科、皮膚科など)に加えて、安全管理学など医師の実務に必要な知識も学んでいきます。

 

そして何より、OSCE(実技)とCBT(筆記)という全国一斉に行われる試験があります。4年生の後半は、これらの準備のために、これまで低空飛行で進級してきた人たちも勉強を始めます。学内順位が出ることもあり、受験生時代の誇りを思い出し、急に張り切る学生も多いとか。

 

CBTはいままで習ったこと全てが範囲になっており、国家試験の簡単バージョンともいうべきものです。驚くべきことに、実はこれまで習った知識を完璧にマスターしていれば、国家試験に合格できるんです!5、6年は実習なので、筆記試験に必要な知識はすべて習い終わってるんですね。もっとも、学年一位の秀才でもこの時期で合格はほぼ不可能ですが。。。

 

5年生

いよいよ病院での実習(ポリクリ)が始まります。

 

部活などでは頼もしく見えてた先輩たちが、白衣を着るとなんだか初々しく見えるのは不思議ですね。

 

心臓外科、神経内科、皮膚科、精神科、など、現代の医療はさまざまな診療科によって構成されています。実習では、各科を1~2週間程度のサイクルで回っていきます。先輩医師の、丁寧な、そして時に厳しい指導を受けながら、医者として働くとはどういうことか、を学んでいきます。真面目は学生は、実習の合間に国家試験への勉強をコツコツはじめていたりします。

 

5年生は、就職先について考える時期でもあります。長期休暇には、遠路はるばる他県の病院へ見学へ行くことも珍しくありません。

 

6年生

前半は5年生と同じく、引き続きポリクリです。

 

そして後期には、いよいよ医師国家試験!!!

 

の前に卒業試験があります。

 

学校としても、国家試験を受けるに値しない学生を卒業させるわけには行きません。学校の威信をかけた、難しい試験がほぼ毎日!一ヶ月以上も!続きます。(もちろん試験範囲は全範囲)定期試験の1科目、1科目にひいひい言ってる今の状況からは想像も出来ません(汗)

 

無事卒業試験を乗り越えたら、国家試験へのラストスパートです。うちの学校には6年生向けの自習室があるのですが、うずたかく机に積まれた本(これに加えてロッカーの中にもたくさん)、マイカップや食糧、歯磨きセット(長期戦が意識されてます)、深夜も煌々と消えぬ明かり、を見ると、道の険しさに後ずさりしそうになります。

 

こんなに忙しいのに、就職活動(いわゆるマッチング)もあって、6年生は大忙しです。全国の6年生のみなさん、ファイトです!!

 

 

 

医学部の6年間は長いようでいて、あっという間です。悔いのないように過ごしましょう!

 

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